2026年8月28日

秋は多くの企業や自治体で健康診断が行われるシーズンです。「毎年受けているから大丈夫」と安心されている方も多いかもしれませんね。しかし、一般的な健診で行われる胃がん・大腸がんの検査項目には、少し気をつけたい「落とし穴」が存在します。
今回はご自身の健康をしっかりと守るために知っておいていただきたい、健診で確認できる範囲と内視鏡検査の重要性について解説いたします。
秋は健診の季節。一般的な胃がん・大腸がん検診の「落とし穴」とは?
健康診断は病気を早期に見つけるための大切な第一歩ですが、検査の種類によっては、初期の病変を見逃してしまう可能性が残ります。
バリウム検査では見逃されやすい「隠れ胃がん」のリスク
胃がん検診として広く行われているバリウム検査(胃X線検査)は、胃の粘膜に白い造影剤を付着させ、その「影の凹凸」を見る検査です。大きく出っ張ったポリープや、深くえぐれた潰瘍などを見つけるのには向いています。その反面、粘膜のわずかな「色の変化」だけで凹凸が少ない早期の胃がんは、影として映りにくいため見逃されてしまうリスクがあります。
バリウム検査で「異常なし」という結果が出ても、実は初期の病変が隠れている可能性がある点に注意が必要です。
便潜血検査(検便)が「陰性」でも安心できない理由
大腸がん検診の主流である便潜血検査(検便)は、便に目に見えない血が混じっていないかを調べる手軽な方法です。しかし、大腸ポリープや早期の大腸がんは、常に血を出しているわけではありません。たまたま出血していないタイミングで便を採取した場合、腸内に病気が存在していても「陰性(異常なし)」という結果が出てしまいます。
健診結果で「要精密検査」となったら放置せず、早めに精密検査を受けることが大切です
もし健診の結果に「要精密検査(二次検査)」という文字があったら、驚きや不安を感じるかもしれません。しかし、これは「今すぐ詳しく調べることで、大きな病気を未然に防げるチャンス」でもあります。
「症状がないから」「忙しいから」という自己判断の危険性
「胃もたれも腹痛もないし、元気だから大丈夫」「仕事が忙しくて休めないから、また来年考えよう」と、精密検査を後回しにしてしまう方が少なくありません。胃がんや大腸がんは、初期の段階では自覚症状がほとんど現れない病気です。痛みや出血などの症状が出てから病院を受診した場合、病気が進行した状態で見つかることもあります。ご自身の判断で放置せず、内視鏡検査で確認することが病気の早期発見につなげるための大切な一歩になります。
早期発見できれば、日帰りでポリープ切除が可能です
精密検査が必要と言われると、「もしかして大がかりな手術になるのでは」と怖くなってしまうお気持ち、とてもよく分かります。ですが、内視鏡検査(大腸カメラ)でがんになる前の「ポリープ」や「ごく早期のがん」の段階で病変を見つけることができれば、その日のうちに内視鏡を使って切除する日帰り手術での治療が期待できます。
健診で「異常なし」でも内視鏡検査(胃・大腸カメラ)を受けるべき方
先ほどお伝えしたように、一般的な健診にはどうしても限界があります。そのため、たとえ結果が「異常なし」であったとしても、以下に当てはまる方には、胃や腸の内部を直接観察できる内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の受診を当院ではお勧めしております。
40歳以上の方・ピロリ菌の感染歴(除菌歴)がある方
がんの発症リスクは、男女ともに40歳を過ぎたあたりから徐々に上昇し始めます。また、過去にピロリ菌に感染していた方や、すでに除菌治療を終えた方でも、一度ダメージを受けた胃の粘膜からがんが発生するリスクは残っています。こうした条件に当てはまる方は、より精度の高い胃カメラ検査を定期的に受けることが大切です。
ご家族に胃がん・大腸がんを経験された方がいる方
胃がんや大腸がんの発生には、遺伝的な要因やご家族内の生活習慣が深く関わっていると言われています。ご両親やご兄弟など、血縁者の中にこれらのがんを経験された方がいる場合は、そうでない方と比べて発症リスクが高まる傾向にあります。健診の対象年齢を待つことなく、少し早めの時期からご自身の胃や腸の状態をチェックしておくことをご検討ください。
年末に向けて忙しくなる秋にこそ嬉しい、当院の内視鏡検査
秋は仕事の決算期や年末の準備などで、何かと慌ただしくなる季節です。「検査を受けたいけれど時間が取れない」「痛い検査で疲れたくない」とお悩みの方に向けて、当院では患者さまの負担に配慮した体制を整えております。
鎮静剤を使用した「ウトウト眠っている間に終わる」苦痛の少ない検査
内視鏡検査に対して「苦しい」「痛い」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。当院では、点滴から適切な量のお薬を入れる「鎮静剤(静脈麻酔)」を使用した検査を提供しています。リラックスしてウトウトと眠っているような状態で検査が進むため、お腹の張りや「オエッ」となる不快感を抑えることが可能です。検査に対する恐怖心が強い方でも、無理なくお受けいただけます。
胃カメラ・大腸カメラの同日検査
何度も通院するスケジュールを立てるのが難しい方のために、胃カメラと大腸カメラを同じ日にまとめて行う「同日検査」にも対応しております。事前の食事制限や来院の手間が1回で済むため、時間的な負担を大きく減らすことができます。鎮静剤が効いている間に両方の検査を終えられるので、時間効率を重視される働き盛りの方にも大変ご好評をいただいています。
通院回数を最小限にできるオンライン診療にも対応
大腸カメラ検査を受けるためには、「事前の診察」「検査当日」「結果説明」と、2〜3回はクリニックへご来院いただく必要があります。当院では、お仕事や家事・育児でお忙しい方でも無理なく検査を受けられるよう、「オンライン診療」を導入しております。お手持ちのスマートフォンやパソコンから事前の診察を行い、検査に必要な下剤(腸管洗浄液)などはご自宅へ直接郵送いたします。
さらに、ポリープ切除後の結果説明などもオンラインで対応可能なため、実際の通院を「検査当日の1回のみ」に抑えることができます。移動時間や交通費、待合室での待ち時間といった負担を大幅に減らすことができますので、スケジュール調整が難しい方もぜひお気軽にご活用ください。
オンライン診療について詳しくはこちら⇒ https://shitamachi-endoscopy.com/medical/online-consultation/
秋の健診をきっかけに、一度内視鏡検査をご検討ください
健康診断は、ご自身の体と向き合う大切なきっかけです。もし「要精密検査」の判定が出てしまったら、怖がらずに早めの受診を心がけてみてください。そして「異常なし」だった方も、ご自身の年齢やご家族の病歴などを振り返り、胃や腸の内部を直接確認できる内視鏡検査を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
少しでも不安なことや気になる症状がありましたら、お一人で悩まずに当院までお気軽にご相談ください。東京下町おなか内視鏡クリニック葛飾金町院では、高度な診断技術と最新の内視鏡システムにより、精度の高い検査を実現しています。また、鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査で、96%の患者さまから『非常に良かった、家族や知人にも勧めたい』との評価をいただいております。
健康診断で「要精密検査」となった方や、家族に胃がん・大腸がんを経験した人がいる方はぜひ一度ご相談ください。早朝・土日の検査にも対応しており、お忙しい方でも受診していただけます。
ご予約は24時間、WEB予約・LINE予約も承っております。
WEB予約はこちら⇒ https://wakumy.lyd.inc/clinic/hg09229
