大腸カメラ検査|【公式】東京下町おなか内視鏡クリニック 葛飾金町院|金町駅の苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラ、消化器内科、肛門内科、内科

〒125-0041 東京都葛飾区東金町1丁目12−2 葛飾パークアベニュービルディング2階

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大腸カメラ検査

大腸カメラ検査|【公式】東京下町おなか内視鏡クリニック 葛飾金町院|金町駅の苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラ、消化器内科、肛門内科、内科

大腸カメラ検査とは

大腸カメラ検査とは

大腸カメラ検査とは、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べて、炎症、大腸ポリープ、大腸がんの有無などを診断することができます。検査の際には必要に応じて、大腸ポリープを切除したり、組織の一部を採取(生検)したりします。内視鏡で行う治療には内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)や内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などがあります。
大腸がんの発症には加齢、飲酒、喫煙、食の欧米化、運動不足といった生活習慣が大きく関わっているとされていますが、ほとんどは良性の大腸ポリープから発生します。そのため、良性のポリープの時点で切除することが大腸がんの予防につながります。また、大腸がんはかなり進行しないと自覚症状が現れにくいという特徴があるため、早期発見のためには症状のない段階から定期的に大腸内視鏡検査を受けることが有効です。
当院では大腸内視鏡検査に対する「つらい」「苦しい」「痛い」「恥ずかしい」というイメージや検査に対する不安を解消できるような環境をめざし、1人でも多くの方に定期的に大腸内視鏡検査を受けていただき、地域の方々の大腸疾患の早期発見と治療に貢献したいと考えています。健康診断で便潜血反応陽性になった方、あるいは日ごろから便や腸などに不安がある方は、お気軽にご相談ください。

当院の大腸カメラ検査の特徴

最新かつ最上位機種の内視鏡システムを用いた高い病変発見率

大腸ポリープ切除は、大腸がんの予防において最も有効かつ確実な方法です。一方で、検査者の技術や病変発見率はばらつきが大きく、大腸がんの予防効果に直接的な差が出ることが知られています。一般的に「大腸ポリープ」としてイメージされる隆起型の腫瘍は、誰にでも発見は容易です。
一方で平坦型や陥凹型の腫瘍は見逃されやすく、進行も早いことから、高い診断能力が求められます。当院の大腸カメラ検査はがん専門施設で豊富な経験を積んだ内視鏡専門医が担当するのでご安心ください。
また、当院は最新かつ最上位機種の内視鏡システム「オリンパス社のEVIS® X1」を導入しました。このシステムは構造色彩強調機能(TXI®:Texture and Color Enhancement Imaging)・狭帯域光観察(NBI®:Narrow Band Imaging)などの最新機能が搭載されているため、病変の視認性が格段に向上しました。大腸カメラはすべて拡大観察機能を搭載したモデルを採用し、確実な術前診断に基づく最適な治療法の提供を可能にしています。

鎮静剤(麻酔)を使用し眠った状態で行う内視鏡検査

当院では、鎮静剤を使用することで、眠ったまま検査を行うことが可能です。ご希望の方はお申し付けください。

また、過去に鎮静剤がうまく効かなかった、強い痛みがあった、他の病院で癒着があると言われた、腸が長いと言われたなど、いわゆる「挿入困難例」と呼ばれる症例への対処もお任せください。がんセンターでは、上記のような理由で患者様をご紹介いただく機会も多くあるため、「挿入困難な方」への大腸カメラには多くの経験があります。

鎮痛剤の作用時間は長く、検査終了後も少しふらつきなどを自覚される方がおります。また若い女性に多いですが、鎮痛剤で気分不良が起きることがあります。当院では、鎮静剤を用いること以外にも、痛みの少ない腸に優しい挿入法を得意としています。患者様一人ひとりの体調や状態に合わせ、麻酔の種類や量を調整して検査を実施します。

大腸ポリープ切除

大腸カメラ検査の際、大腸ポリープが見つかった際には、同日にポリープ切除術を行い、基本的には入院する必要はございません。
大腸ポリープ切除時は電気を流し、焼きながら切除を行うのが基本でしたが、この方法はどんなに注意をしても1〜2%程度の後出血のリスクがあります。近年、大腸ポリープを焼灼せずに切除する「Cold Snare Polypectomy」という方法で切除することにより、出血リスクを下げることができ、この方法を積極的に行っております。
また、ポリープが大きい、抗凝固剤内服中で中止できない方、他の病気でリスクが高い方、全身状態が悪い、前処置薬(腸管洗浄液)が飲めない方などは入院施設のある連携病院へご紹介させていただく場合があります。

大腸カメラ専用食の取り扱い

大腸カメラ検査の前日の食事にはいろいろな制限があります。そこで色々考えるのが面倒、大変という患者様のために、大腸カメラ専用食を取り扱っています。
前日の21時までであれば、制限や内容を気にせず食べていただけるものになります。大腸カメラ専用食について、ご希望の方はお申し付けください。

下剤の服用場所は自宅または院内どちらも選択可

患者様のご要望に合わせて、下剤の服用場所を選択できます。

【ご自宅で下剤を服用する場合】検査の4時間前から下剤を服用していただきます。病院では検査のみとなるため、院内での滞在時間を 短縮できる利点があります(院内の平均滞在時間:1~2時間)。

【院内で下剤を服用する場合】院内に来院いただいてから下剤の服用を開始します。個室と半個室のご用意があり、プライバシーの確保が可能です(半個室は高い壁(パーテーション)で仕切られています)。個室と半個室のどちらもお一人様ごとに専用トイレの確保がありますので、安心して下剤を服用できます。下剤の服用状況や排便状況によりますが、下剤の服用開始からおおよそ3時間後に検査開始となります(院内の平均滞在時間:4~5時間)。

数種類の下剤を用意

当院では以下4つの下剤をご用意しており、ご年齢、過去に内服した下剤の種類やご本人のご希望に合わせて、お選びいただけます。

  • 大腸カメラ検査の事前診察をオンラインで行う場合は、モビプレップを郵送させていただきます。
サルプレップ モビプレップ ニフレック マグコロール
飲む量 480-960ml+水 1500〜2000ml 2000ml 1800ml
濃いレモン味 梅風味 薄いレモン味 スポーツドリンク
洗浄力 強い 強い 標準 標準
写真 サルプレップ モビプレップ ニフレック マグコロール

①サルプレップ

ペットボトルタイプの下剤のため粉を溶かす必要がありません。下剤480mlと水またはお茶960mlを一緒に内服します。下剤の服用量は最も少ないですが、その分、味が濃くなっています。洗浄力も強いため、検査の前処理をスムーズに進めることができます。

②モビプレップ

最もスタンダードな下剤です。「味」「内服量」「洗浄力」のバランスが非常に良いことが特徴です。服用量が少なく洗浄力も強いため、検査の前処理をスムーズに進めることができます。一方で、ご高齢の方や肝臓機能が低下している方には使用できないというデメリットがあります。

③ニフレック

「洗浄力」が優れており、汎用性の高い下剤です。
ニフレックは飲んでも体内にはほぼ吸収されないため、ご高齢の方や、腎臓の機能が低下している方にも安心して服用していただけます。

④マグコロール

スポーツドリンクのような味で、とにかく飲みやすいことが特徴の下剤です。洗浄力はモビプレップと比較すると若干弱まりますが、大腸カメラ検査に支障が出ることはありません。また、服用量がやや多いことも特徴です。

下剤を飲むのが苦手、飲みたくない方への大腸カメラ

下剤を飲まずに受けられる大腸カメラ検査には、「内視鏡的下剤注入法」と「鼻チューブ法」の2種類の方法があります。それぞれの方法について詳しく解説します。

検査前の事前受診を省略した大腸カメラ

大腸カメラを受けていただく際には、検査の説明と下剤のお渡しのため、原則検査日の2日前に「大腸カメラの事前診察」のためにご来院いただいております。
しかしながら、遠方の方やお仕事、生活環境やお身体のことなどの理由から何度も病院へ受診することが難しい場合があると思います。当院では出来るだけ受診回数を減らし、多くの方に大腸カメラ検査を受けていただきたいと考えております。

そこでオンライン診察を用いて、検査前の事前受診を省略した大腸カメラを導入しています。

当院ではオンラインでの事前診察を行っております。事前に下剤のお渡しが必要になりますので、検査日の7日前までに「大腸カメラ事前診察」をご予約ください。オンラインでの診察後に自宅に下剤をお送りいたします。受診は検査当日のみで大丈夫です。

 

大腸カメラ検査でわかる代表的な疾患

大腸カメラ検査をおすすめする方

  • 大腸がん検診で異常を指摘された(便潜血検査で陽性だった)
  • 過去に大腸ポリープ・大腸がんがあった方
  • 大腸がん以外のがんの治療中・治療歴がある
  • 血縁者に大腸がんになった人がいる方
  • 40歳を過ぎて一度も大腸内視鏡検査をしたことない方
  • 便に血が混ざっていた・紙に血がついた(痔と思っていても一度大腸カメラを行いましょう)
  • 体重減少がある
  • お腹が張る、おならが気になる
  • 腹痛がある
  • 下痢や便秘を繰り返す
  • 慢性的な下痢が続いている

大腸カメラ検査の流れ

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検査予約

大腸カメラ検査は24時間WEBからご予約可能です。
また、ご来院前にWEB問診への回答も済ませていただくと、当日スムーズにご案内が可能です(事前にWEB問診への回答をいただけていない場合は、来院後にご記入いただきますので、お呼び出しの順番が前後する可能性がありますことご了承ください)。

  • 事前に検査の注意事項や下剤のお渡しが必要になりますので、原則検査日の2日前までに検査のご予約とは別に「大腸カメラ事前診察」のご予約いただき、ご来院ください。当院ではオンラインでの事前診察も行っております。その場合は検査日の7日前までに「大腸カメラ事前診察」をご予約ください。オンラインでの診察後に自宅に下剤をお送りいたします。
  • 直接来院していただいて予約することも可能です。
    緊急性に応じての判断となりますが、基本的にはその日に検査説明を行い、大腸カメラ検査自体は後日にさせていただきます。
2

検査前日

  • 食事:夕食は消化の良いものにし、夜21時までに済ませてください。それ以降は絶食です。
  • 飲み物:水分摂取は制限ありません。アルコールは控えてください。
  • 内服:常用薬やサプリメントなどは、通常通り内服してください。
  • 下剤(錠剤):夜21時にあらかじめお渡ししている錠剤の下剤をお飲みください。
  • 便秘の方は、検査数日前から食事制限と緩下剤などの内服をすると、検査前に腸管内がきれいになりやすいです(例:3日に1回の排便の場合 → 検査3日前から食事制限・緩下剤内服)。
3

検査当日

  • ご自宅で下剤を飲む方
    検査の4時間前から下剤を飲み始めます。2時間ほどかけて飲みきり、腸が完全にきれいになって便意が落ち着いてから、ご来院いただきます。
  • 院内で下剤を飲む方
    予約時間にご来院ください。来院後より下剤を飲み始め、きれいになり次第、検査にご案内します。(目安:2~4時間後)
  • 食事:検査まで絶食状態でご来院ください(検査終了後まで食べられません)。
  • 飲み物:下剤内服後は脱水となりやすいため、水・お茶・スポーツドリンクなどの色の薄い透明な液体は、積極的に飲んでください。
  • 内服:常用薬やサプリメントなどは、原則として起床時(検査の2時間前まで)に内服してください。
  • 糖尿病の方へ:糖尿病の薬は飲まないようにしてください。インスリン注射をしている方は、主治医の指示に従ってください。
  • ※抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)内服の方へ:抗血栓(血液をサラサラにする薬)は自己判断で休薬しないでください。ワーファリン内服中の方は、検査前1週間以内の事前採血が必要となりますので、検査前日までに必ず一度ご来院ください。
4

来院~検査

ご来院方法について

鎮静剤(麻酔)を使用する場合、当日の車・バイク・自転車の運転はできませんのでご注意ください。

  • 予約時間の10分前にお越しください。
    ご来院後、受付をします。事前にWEB問診への回答がお済みでない場合は、来院後にご記入いただきます。
  • 検査着に着替えていただいた後、いよいよ検査です。鎮静剤(麻酔)を投与すると1分程度で眠たくなります。鎮静剤が効いていることを確認し、大腸カメラを挿入し検査を行います。検査時間は10〜30分程度です。(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません)。
5

検査後

  • 検査が終わった後は、リカバリールームでお休みいただきます(30分-60分:覚醒度などで休憩時間を調整いたします。鎮静剤を使用しない場合はリカバリールームでの休憩は必要ありません)。
  • その後、医師から検査時の画像をお見せしながら検査結果の説明を行います。
  • 組織検査などを行った場合は、最終の診断結果が出るまで5-10日間程度かかりますので、必要時ご案内します。

大腸カメラ検査の費用

1割負担 2割負担 3割負担
大腸内視鏡検査(観察のみ) 2,500円前後 5,000円前後 7,500円前後
大腸内視鏡検査+生検※ 3,000〜5,000円前後 6,000〜10,000円前後 10,000〜22,000円前後
大腸内視鏡検査+ポリープ切除 7,000〜12,000円前後 14,000~24,000円 20,000〜36,000円前後
  • 生検とは病変の組織を一部採取して、顕微鏡で確認する検査です。上記費用に診察料、薬剤料などが別途かかります。

大腸カメラ検査前日・当日の注意点

  • 検査前日は、体調を整えるため早めの就寝を心がけてください。
  • 鎮静剤を使用された方は、検査後、自転車やバイク、車の運転はできません。どなたかの付き添い、お迎えの手配が必要です。
  • ポリープ切除を行った場合、出血予防のため7日程度の間は、激しい運動・飲酒・遠方への旅行などは控えていただいております。
  • 組織生検・ポリープ切除術を行った場合、出血予防のため当日の飲酒は禁止です。激しい運動やサウナ、長時間の入浴も控えていただき、軽いシャワーなどでお済ませください。
  • 検査後の食事制限はありませんが、なるべく消化の良い物をとるようにしてください。

大腸内視鏡検査の下剤が効きにくい方、キレイになりにくい方

通常、1日1回快便の方であれば、標準的な下剤による前処置で大腸がきれいにならないことはほとんどありません。しかし、便秘症(毎日排便がない、もしくは出ても少量で硬いなど)の方では、大腸がきれいになるまで極端に時間を要する場合があります。

このような方は、検査の1週間〜3日程度前から緩下剤や刺激性下剤の併用や、食事制限期間を長めにすることで、大腸がスムーズにきれいになるように準備を進める必要があります。また、洗浄力の強い下剤を前日から飲み始める方法も有効です。過去に下剤の効果が不十分だった方や、周りの人よりも前処置に長く時間がかかってしまった方などは、事前にご相談ください。

大腸カメラ検査のよくある質問

検査について

胃カメラと大腸カメラを同時に受けるメリットはなんですか?
食事制限や、検査前後の待ち時間、鎮静剤(麻酔)の使用回数、通院回数のすべてが1回で済むので、時間や労力を節約し、体への負担も軽減できます。
大腸カメラ検査はどれくらい時間がかかりますか?
検査自体は15〜30分程度ですが、院内の滞在時間は「合計で2時間前後」を見込んでください。
大腸カメラ検査は何歳になったら受けるべきですか?

大腸がんは、30歳台から増え始める、若年世代にも多いがんの一つです。特に家族に大腸がんの病歴をもっている方がいる場合は、若いうちに一度は検査を受けておくとよいでしょう。また、40歳以降は大腸ポリープや大腸がんの発生頻度が男女ともに高くなりますので、定期的な大腸カメラをお勧めします。

大腸カメラ検査は痛いですか?

腸の形や体型、癒着の有無などにより個人差がありますが、鎮静剤の使用によって、痛みなく楽に検査を受けることが可能です。また、患者様側の因子だけでなく、検査者の技術の差によっても差が出ることがあります。当院では、がん専門病院で修練を積んだ内視鏡専門医によって、痛みのない内視鏡検査を行います。他院で挿入困難と言われた方や痛みが出た方でも、安心して受診いただけます。

大腸カメラ検査を受けるのが初めてです。準備しておくことはありますか?

大腸カメラを受ける際に、最も重要なのが前日の食事制限と、下剤による腸管洗浄です。このふたつだけは、患者様ご自身の協力なしにはできませんので、より良い検査を受けるためにご協力お願いします。

大腸カメラ検査が恥ずかしいです。対処法はありますか?

特に女性の方は、恥ずかしさが前に立って検査に踏み切れないことがよくあります。今回クリニックの導線を考える上では、実際に検査を受けてみた妻が患者様目線に立った女性としての意見を取り入れながら、羞恥心に配慮して設計しました。検査自体は眠っている間に全て終えることも可能ですので、ご安心ください。他に不安なことがあれば事前診察の際になんでもご相談ください。

大腸カメラ検査は何年おきにやるべきですか?

大腸ポリープや大腸がんができやすくなる40歳以降は、全く症状のない方でも2〜3年に1回は大腸カメラを受けることをおすすめします。血縁者に大腸がんの病歴をもつ方がいる場合や、大腸ポリープができやすい体質の方は、1年に1回の大腸カメラを受けるのがよいでしょう。検査後には患者様おひとりおひとりの体質などを加味して、次回検査の適切なタイミングをご案内します。

大腸カメラ検査前の下剤(前処置・腸管洗浄)について

大腸カメラ検査前に飲む下剤にはどんな種類がありますか?
当院では「サルプレップ」「モビプレップ」「ニフレック」「マグコロール」という4つの下剤をご用意しており、ご年齢、過去に内服した下剤の種類やご本人のご希望に合わせて、お選びいただけます。
大腸カメラ検査前の下剤を飲むのがつらいです
「味」か「量」か、何が苦手かに合わせて調整します。大腸カメラ検査前の下剤を飲むのがつらいと感じる場合、多くは「味が苦手」か「量が多い」のいずれかです。一般的には洗浄力の弱い下剤の方が、味は飲みやすいですが、たくさんの量を飲む必要があります。反対に洗浄力の高い下剤は、少ない量で腸がキレイになるかわり、飲みにくい味のものが多いです。どれを飲みやすいと感じるかは個人差もありますので、飲めるか不安がある方は事前診察の際にご相談ください。
下剤を飲むコツはありますか?
下剤は検査の4時間前から飲み始めますが、前日から冷蔵庫で冷やしておくと比較的飲みやすいと思います。ただし飲む直前にはしっかりと容器を振って、粉末の溶け残りがないように注意してください。
下剤を飲んでも便がきれいになりません。どうすればいいですか?
自己判断で追加せず、必ずご相談ください。便がきれいにならない原因は、頑固な便秘や、腸の疾患による通過障害など様々です。無理に追加の下剤を飲むと体に負担がかかるため、追加の服用が必要か、あるいは来院後に浣腸等で対応するかを、判断いたします。
下剤を飲んでいる途中で吐き気がします。どうすればいいですか?
一度中断して、落ち着くまで休憩を挟みましょう。吐き気がある状態で無理に飲み続けると、実際に嘔吐してしまい、検査ができなくなる可能性があります。まずはペースをゆっくりと調整するか、30分ほど休んでみてください。
下剤を飲む際に、水分補給はできますか?
はい、むしろ積極的にお水やお茶を飲んでください。「下剤をたくさん飲んでいるから大丈夫」と思いがちですが、下剤は腸の中を洗い流してそのまま排出されるため、体には吸収されません。むしろ体内の水分が一緒に奪われ、脱水症状になりやすい状態です。

大腸カメラ検査の費用について

大腸カメラ検査の費用を教えてください
費用は保険の自己負担率や処置内容により変動します。3割負担の場合、観察のみ:7,500円程度、大腸ポリープあり:20,000〜36,000円前後です。保険診療の場合、日本全国どの医療機関で検査を受けても、大腸カメラの検査費用は基本的に一律です。
大腸カメラ検査は保険適用されますか?
症状があり医師が大腸カメラを行うことが必要と判断した場合や、医師から大腸カメラの経過観察を指示されている場合、健診で便潜血陽性を指摘されて精密検査を指示された場合などは、保険適用となります。一方で、人間ドックや定期的な健康診断を目的として、ご本人様の希望で行う検査は、保険適用外(自費診療)となります。

食事について

大腸カメラ検査では何時間前から食事制限がありますか?
検査前日、丸1日の食事制限があります。腸をいかにきれいにできるかが、検査の精度に直結します。特に食物繊維を含む食材は絶対に食べないようにしてください。ご自身での調整が難しい場合は、検査食を活用すると便利です。
便秘がありますが、食事の注意事項はありますか?
検査の2〜3日前からの食事制限がおすすめです。普段から便秘がちな方は、前日だけの制限では不十分な場合があります。検査の2〜3日前から食物繊維を控えめにし、意識的に水分を多めに摂るようにしましょう。便秘があると、当日下剤を飲んでも便がきれいになるまで時間がかかり、検査自体の開始が遅れてしまうこともあります。早めに「出しやすい準備」を始めておくことで、当日の下剤の量を減らせる可能性も高まります。
大腸カメラ検査前日にアルコールを飲んでも(飲酒しても)いいですか?
検査前日のアルコールは控えてください。下剤で腸がきれいになりにくく、病変の見逃しにつながる恐れがあります。
大腸カメラ検査前に食べてはいけないものありますか?
検査の精度を下げないために、食物繊維の多いものや種のあるものは避けてください。具体的には、わかめなどの海藻類、きのこ類、こんにゃく、ごま、そして皮や種のある野菜・果物(トマトやキウイなど)です。これらは腸に残りやすく、便として出し切れないと小さな病変を隠してしまう原因になります。
大腸カメラ検査後はすぐに食事をしてもいいですか?
ポリープ切除をしていない場合はすぐに食事しても問題ありませんが、最初は消化の良いものから始めることが推奨されます。ポリープを切除した場合は、医師の指示に従ってください。
大腸カメラ検査後はアルコールを飲んでも(飲酒しても)いいですか?
鎮静剤(麻酔)を使用した場合、検査当日のアルコール摂取は控えていただくことをお勧めします。いつもより酔いが回りやすくなるなど、影響が強めに出る場合があります。

女性からよくある質問

大腸カメラ検査当日はどんな服装がいいですか?
検査専用の着衣にお着替えいただきますので、基本的にはどのような服装でも大丈夫です。よりスムーズに、リラックスして受けていただくために以下のポイントを意識すると安心です。
・脱ぎ着しやすい服: 検査着へのお着替えがスムーズになります。
・歩きやすい靴: 検査後は鎮静剤の影響で少しふらつく可能性があるため、高いヒールや脱げやすいサンダルよりも、スニーカーなどの安定した靴がおすすめです。
・貴金属は控えめに: アクセサリー類は紛失防止のため外していただきます。大切なものはあらかじめ外してご来院いただくのが一番安心です。
妊娠中でも大腸カメラ検査を受けられますか?
大変申し訳ありませんが、妊娠中の方の検査は「原則お受けできません」。鎮静剤の使用有無に関わらず、検査に伴うお身体へのストレスや、万が一の薬剤による胎児への影響を最優先に考えております。吐血や下血など、母体の生命に関わるような緊急の事態であれば、高度な救急対応が可能な総合病院や大学病院での受診を強く推奨いたします。
授乳中でも鎮静剤(麻酔)を使った大腸カメラ検査を受けられますか?
検査は可能ですが、検査後「48時間の断乳(搾乳して破棄)」が必要です。鎮静剤の成分はごくわずかですが母乳へ移行する可能性があるため、安全を期して2日間は授乳をお休みいただくようお願いしています。この期間の断乳が難しい場合は、当院での鎮静下検査はお受けいただけません。育児のスケジュールに合わせて、無理のないタイミングをご相談ください。
生理中でも鎮静剤(麻酔)を使った大腸カメラ検査を受けられますか?
はい、全く問題ありません。鎮静剤を使用した検査も可能です。生理中であることが検査の精度に影響することはありませんので、ご安心ください。タンポンや月経カップをご使用いただいたまま検査を受けられる方が多いですが、ナプキンのままでも大丈夫です。もし生理痛がひどく、横になっているのも辛いという場合は、無理をせず日程を延期することも可能です。遠慮なくスタッフまでご相談ください。

検査後の過ごし方

検査後、お腹が張る感じがします。大丈夫ですか?
はい、ご安心ください。時間の経過とともに自然に解消されます。検査中、腸のひだを広げて詳しく観察するために、どうしても空気を入れる必要があります。そのため、検査後しばらくはお腹が張ったり、ガス(おなら)が出やすくなったりします。当院では検査の苦痛を和らげる目的に炭酸ガスを使用しております。炭酸ガスは安全性も高く、特に苦痛を避けたい患者さんにとって有用な技術です。大腸カメラ(大腸内視鏡検査)で空気の代わりに炭酸ガスを使用することで、検査中・検査後のお腹の張りや痛みが大幅に軽減されます。炭酸ガスは空気の約200倍の速さで腸に吸収・排出されるため、長時間お腹の不快感が残らず、苦痛が少ない検査法として主流です。炭酸ガス送気装置(UCR)を導入しているクリニックを選ぶと、より快適な検査が可能です。
検査後、出血することはありますか?
組織検査(生検)やポリープ切除をした後は、一時的に少量の血が出ることがあります。処置をした箇所にはその場で止血処置を行っていますが、検査後1週間ほどは、かさぶたが剥がれるなどの理由で遅れて出血する(後出血)リスクがわずかにあります。
・心配のないケース: 便に少量の血液が混じる程度であれば、安静にすることで自然に止まります。
・連絡が必要なケース: 便器が真っ赤に染まるような出血や、血の塊が何度も出る場合は、すぐにご連絡ください。状況に応じて追加の処置が必要になる場合があります。
検査後、運動はできますか?
鎮静剤を使用した場合は、当日は安静を心がけてください。お薬の影響で、ご自身では意識がはっきりしているつもりでも、数時間はふらつきや判断力の低下が残ることがあります。思わぬ転倒や事故を防ぐため、激しいスポーツやジムなどは翌日以降にしましょう。また、ポリープを切除した方は、血行が良くなると出血リスクが高まるため、1週間程度は重い荷物を持ったり、腹圧がかかる運動を控えたりする必要があります。
検査後の入浴はいつから可能ですか?
切除を行わなかった場合は当日から可能ですが、切除した場合は「シャワーのみ」にしてください。ポリープを切除した当日は、湯船に浸かって体を温めすぎると、傷口が開いて出血しやすくなります。長風呂やサウナは避け、ぬるめのシャワーでサッと済ませるのが安心です。
検査後、仕事や学校に行けますか?
基本的には可能ですが、「重要な決断」は避けるのが無難です。鎮静剤なしであればすぐに普段通り戻れますが、鎮静剤を使用した場合も、仕事自体は可能ですが、集中力が必要な作業や大切な会議などは控えることをおすすめします。

病気と治療について

大腸カメラでどのような病気がわかりますか?
大腸がんやポリープだけでなく、お腹のトラブルの本当の原因を特定できます。具体的には、以下のような病気の精密な診断が可能です。
・大腸がん・大腸ポリープ: がんの早期発見や、がん化する前のポリープを見つけます。
・炎症性腸疾患: 潰瘍性大腸炎やクローン病など、専門的な治療が必要な炎症。
・その他: 憩室炎(腸の壁のくぼみの炎症)、虚血性腸炎(血流不足による炎症)など。
「最近お通じの調子が悪いな」という漠然とした不安の正体を、直接目で見て確認できるのが最大の強みです。
検査でポリープが見つかった場合、その場で切除できますか?
はい、基本的にはその場での「日帰り切除」が可能です。わざわざ別の日にやり直す必要がないよう、検査中に発見したポリープはその場で切除いたします。サイズが大きく入院が必要なものは、適切な専門病院をご紹介いたします。
ポリープを切除した場合、日常生活で注意することはありますか?
傷口をいたわるため、約1週間は「血行が良くなりすぎること」を控えてください。ポリープ切除後最大1週間程度は、食事や運動、飲酒などに制限がかかる場合があります。ポリープの大きさや種類、切除方法など、出血のリスクにより安静期間が異なるため、具体的な注意点については、検査後に医師から説明があります。

鎮静剤(麻酔)について

鎮静剤(麻酔)を使用すると、どのくらいで麻酔が切れますか?
使用する薬によって異なりますが、30〜60分ほどで効果が切れることが多いです。検査後は回復室で30分〜1時間程度休んでいただき、その後検査結果の説明をします。また、目覚めた後も、薬そのものは数時間体に残ります。そのため集中力や判断力に影響する可能性があり、当日の車の運転や危険な作業は避けていただく必要があります。
鎮静剤(麻酔)を使用した場合、当日の車の運転は可能ですか?
申し訳ありませんが、当日の運転(車・バイク・自転車)は「一律禁止」とさせていただいております。「もう目が覚めたから大丈夫」という感覚と、実際の脳の反応スピードにはズレが生じます。鎮静剤の影響は数時間残るため、ご自身では気づかないうちに判断力や反射神経が鈍っていることがあります。万が一の事故を防ぎ、あなた自身の安全を守るため、当日は公共交通機関やタクシーをご利用いただくか、ご家族の送迎でのご来院をお願いいたします。
鎮静剤を使わないと、どのような検査になりますか?
意識がある状態での検査となるため、「お腹が張る感覚」や「カメラが通る違和感」をダイレクトに感じやすくなります。「どうしても検査後すぐにお仕事に戻りたい」「車を運転して帰らなければならない」という明確な理由がある方には選択肢となりますが、初めての方や不安が強い方には、やはりウトウトしている間に終わる鎮静剤の使用を強くおすすめしています。
大腸カメラ検査の鎮静剤(麻酔)に副作用はありますか?
血圧の低下や呼吸が浅くなることがありますが、細心のモニタリングで防ぎます。主な副作用は、薬が効きすぎて呼吸や血圧が一時的に抑制されることです。検査中はモニターで心拍数や酸素飽和度を常にチェックし、医師とスタッフが顔色や呼吸を注意深く見守ります。
大腸カメラ検査は鎮静剤(麻酔)を使った方がいいですか?

大腸カメラ検査時は鎮静剤(麻酔)を使用した方が楽に受けられますが、希望があれば使用しなくても検査自体は可能です。眠らずに検査を受けたい方には鎮痛剤のみ使用することも可能です。鎮静剤に対する不安があるようでしたら、まずは一度医師にご相談ください。

大腸カメラ検査の鎮静剤(麻酔)に副作用はありますか?

鎮静剤(麻酔)の副作用として最も多いのは、呼吸抑制(呼吸数の減少や一過性の無呼吸)と循環抑制(血圧低下)です。主に「過鎮静」と言い、鎮静剤の過度な使用により起こりやすい副作用ですので、患者様一人ひとりの体質や健康状態に合わせて、麻酔の種類や量を適切に調整することで副作用の発現を抑えます。また、検査中は安全性に配慮し、自動血圧計やパルスオキシメーターを装着し、血圧、脈拍、酸素飽和度をチェックするとともに、検査中の患者様の顔色や呼吸数などを注意深く観察しながら検査を行います。
重大な副作用は稀ですが、どんな薬剤でもアレルギー反応というのは予知できません。過度なアレルギー体質をお持ちの方は、緊急対応可能な大きな病院での検査をお勧めします。

その他

大腸カメラ検査は男性と女性で違いはありますか?
検査の手順そのものは同じです。医学的な手順に性差はありませんが、特に女性の患者様からは「恥ずかしさ」や「不安」のお声を多くいただきます。当院では専用の検査着をご用意し、プライバシーに配慮した個室での準備など、リラックスして受けていただける環境を整えています。
健康診断で「便潜血陽性」でした。どうすればいいですか?
放置せず、大腸カメラを受けましょう。「便に血が混じっている」ということは、大腸がん、ポリープ、あるいは何らかの炎症が隠れている可能性があります。「たまたま痔のせいだろう」と自己判断で片付けてしまうのが一番のリスクです。早期発見できれば、その場でポリープを切除して「がんの芽」を摘むこともできます。
妊娠中ですが、便潜血陽性でした。どうすればいいですか?
お腹の赤ちゃんへの影響を考え、精密検査(大腸カメラ)は「出産後」までお預けです。妊娠中は、鎮静剤の使用や検査時の身体への負担を避けるのが鉄則です。基本的に精密検査は産後の体調が落ち着いてから行います。ただし、もし実際に血便が出ている、強い腹痛があるといった症状がある場合は、まずはかかりつけの産婦人科医にご相談ください。
過去に大腸の病気をしたことがあります。検査は可能ですか?
はい、基本的には可能です。過去の手術歴や病歴がある場合、腸の走行(カーブの具合)や癒着の有無によって、カメラの進め方や事前の下剤の調整が必要になることがあります。事前診察の際に詳しくお伺いし、最も負担の少ない安全な検査を行えるようプランを立てますので、安心してお任せください。
大腸カメラ検査で腸の長さはわかりますか?
大腸カメラでは「腸の長さ」を正確に測定することはできませんが、一般的に成人の大腸の長さは約1.6m程度です。体格による多少の差や、腸のたるみなどで長めの方もいます。

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