残便感｜苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラを葛飾区金町駅でお探しなら【東京下町おなか内視鏡クリニック 葛飾金町院】

残便感の主な原因

残便感は、生活習慣から腸・肛門の機能まで、いくつかの要因が重なって起こります。
ここでは残便感を引き起こす主な原因について説明をします。

便秘

硬く乾いた便や、腸の動きが弱い状態では、直腸に便が残りやすく「まだある感じ」につながります。
便秘の要因は水分・食物繊維不足、運動不足、排便を我慢する習慣、加齢による筋力低下などが背景にあります。

下痢

柔らかい便や水っぽい便が続くと、排便後に直腸がしっかり空になりません。
また便が十分に形成されないことにより、頻繁に排便をしても便意が続き、残便感が現れることがあります。

食生活

不規則な食事、過剰な脂質の摂取、アルコール・カフェイン・辛味の摂り過ぎは、便の硬さや腸の動きを乱し残便感を招きます。
水分や食物繊維をしっかり摂り、腸内環境を整えるために善玉菌を増やす乳酸菌を意識して摂ることで改善を図ることができます。

ストレス

ストレスで自律神経のバランスが崩れると、腸の動きが過敏になり便が残っているように感じてしまうことがあります。
また、ストレスがきっかけで下痢や便秘を引き起こし、実際に残便感の症状が現れることもあります。

肛門や直腸の機能異常

痔（いぼ痔・切れ痔）による痛みで排便時の力の入れ方が乱れ、押し出しがうまくいかない場合や、直腸・大腸の器質的疾患（ポリープ・腫瘍など）がある際にも残便感を引き起こします。
このような場合は病気が進行している可能性があるため、検査が必要です

残便感で考えられる病気

残便感の改善をするために日常生活でできること

「出し切れていない感じ」が続くことで、仕事や外出が不安になる方もいます。
まずは日常生活の改善をして便が出やすい状態を作ることを目標にしましょう。
ここでは、残便感でお悩みの方が改善のためにできることについて紹介します。

食生活を見直す

水分はこまめに摂り、野菜・きのこ・雑穀などの不溶性と、海藻・果物・オートミールなどの水溶性を組み合わせて食物繊維を摂取しましょう。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品、少量の良質な油は便の滑りと腸内環境を助けます。
高脂質な食事や、アルコール・辛味・冷たい飲料のとり過ぎは控え、朝は温かい飲み物と朝食を摂り腸の状態を整えると効果的です。

排便習慣を整える

排便の際は、息み過ぎず腹式呼吸でゆっくり押し出し、便意はできるだけ我慢しないことが大切です。
2週間続けても変化が見られず、血が混じる、便が細い、夜間も何度も排便したくなる場合は、消化器官での疾患が疑われるため、一度ご相談ください。

適度な運動をする

体を動かすと腸の動きが良くなり、排便がスムーズになって残便感の改善につながります。
おすすめは取り入れやすいウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動です。
息が弾む程度の強さで1日約30分、無理のない範囲で続けると腸のリズムが整いやすくなります。
外出が難しいときは、室内で可能なストレッチやお腹まわりの軽いマッサージでも十分効果が期待できます。

残便感でお悩みの方は当院へご相談ください

残便感は、生活習慣の見直しで改善できることもあれば、便秘・過敏性腸症候群、直腸や大腸の病気により慢性化することがあります。

東京下町おなか内視鏡クリニック葛飾金町院では、高度な診断技術と最新の内視鏡システムにより、精度の高い検査を実現しています。
また、鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査で、96％の患者さまから『非常に良かった、家族や知人にも勧めたい』 との評価を頂いております。
残便感だけでなく、日々の排便でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
早朝土日の検査にも対応しており、お忙しい方でも受診していただけます。
ご予約は24時間WEB予約・LINE予約も承っております。