便が細くなった|苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラを葛飾区金町駅でお探しなら【東京下町おなか内視鏡クリニック 葛飾金町院】

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便が細くなった

便が細くなった|苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラを葛飾区金町駅でお探しなら【東京下町おなか内視鏡クリニック 葛飾金町院】

細い便とは

お腹を押さえる女性

便が細いと感じる基準は個人差があるため健康な便がどのようなものか知っておくことが大切です。
健康的な便は太さが1.5〜2.5cm程度で、形がしっかりしており、バナナのような形をしています。
これに対して、鉛筆のように細い便が続いたり、柔らかい場合、腸内に問題がある可能性があります。
便は腸内を移動しながら水分が吸収されて形が整えられますが、便が柔らかすぎる場合は水分が十分に吸収されていないことが原因だと考えられます。
また、便が細いということは、腸の一部が狭くなっているサインでもあります。
これにより、便が正常に排出できなくなり、細くなってしまうことがあるのです。

便が細くなる主な原因

便がいつもより細いと感じるとき、原因は大きく「腸の内側がせまくなる」「出口(肛門側)がせまくなる」「便そのものが細くなる」に分けられます。
ここではそれぞれの原因についてご説明します。

腸の内側が狭くなる病気(ポリープ・大腸がん など)

大腸の内側に出っ張りや腫れができると、腸の管が狭くなり、通過する便が細くなります。
代表的なのは大腸ポリープや大腸がんで、特に出口に近い直腸〜S状結腸にできた場合に、細い便として現れやすい傾向があります。
また、炎症性腸疾患(腸の炎症が続く病気)や、強い炎症のあとにできる狭窄(きょうさく)でも同様のことが起こります。
細い便が1週間以上続く、血便や黒っぽい便が混じっているといった症状がある場合は検査が必要です。
検査で原因がはっきりすることで適切な治療を行うことができます。
少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

肛門側の狭窄(切れ痔の傷跡・肛門狭窄)

切れ痔による傷跡や、手術後の肛門狭窄があると、肛門が十分に開きづらくなり、細い形のまま便が出るため、肛門のトラブルでも便は細くなります。
排便時の痛みやしみる感じ、出血を伴うこともあります。
これらは食生活や生活面を見直すことで改善することもありますが、症状や、出血が続く場合は一度ご相談ください。

便そのものが細くなる要因(IBS・下痢・腸内環境)

腸の太さに異常がなくても、便の性状(やわらかさ・水分量)や腸の動きで細く見えることがあります。
過敏性腸症候群(IBS)では、ストレスなどをきっかけに腸が過敏に動き、細くて形の定まらない便になったり、下痢と便秘を繰り返すことがあります。
下痢気味のときは水分が多く、便がひらひらしたり、帯状に細くなりやすいのも特徴です。
食生活の偏りや急なダイエット、睡眠不足などで腸内環境が乱れることでも同様の変化が起こります。
また、IBSと似た症状の病気である可能性もあるため、特に高齢の方はご相談ください。

受診の目安(期間・随伴症状で判断)

女性医師

「たまたま細かっただけ?」と様子見したくなりますが、どれくらい続くか、どんな症状を一緒に伴うかで受診の優先度が変わります。
下記の目安に当てはまる方は、早めに当院へご相談ください。

細い便と太い便が交互に出る場合

便が細くなったり、太くなったりするのは、腸の動きが不規則であることが影響していることが考えられます。
腸が詰まったり緩んだりすることで、便の形状が変化することがあります。
特に、便秘と下痢が交互に繰り返されたり、便の太さが極端に変化する場合は、腸内に何らかの異常が懸念されます。
このような症状が続く際は、大腸がんやポリープなどの可能性もあるため早期に検査を受け、原因を明確にすることが大切です。

1週間以上続く場合

細い便が1週間以上続くときは、一過性の乱れだけではないことがあります。
特に次のような方は、注意が必要です。

  • 40歳以上で家族に大腸ポリープ・大腸がんを経験したことがある方
  • 便の太さがほぼ毎日細い、便秘と下痢をくり返す症状がある方
  • 便が出し切れない感じが続く方

血便や体重減少、腹痛がある場合

細い便に加えて血が混じる、体重が落ちてきた、腹痛が続くといった症状があるときは、受診を急ぐ目安です。
出口側のポリープ・炎症・狭窄、まれに大腸がんなど、放置したくない原因が含まれている可能性があります。

発熱や倦怠感がある場合

便が細いと感じるだけでなく、発熱や倦怠感を伴う場合は、単なる消化不良や一時的な症状ではない可能性があります。
発熱や倦怠感は、体内で炎症や感染症が進行しているサインであることが多く、腸内の異常や他の健康問題が関係している場合もあります。
特に、腸に関連する疾患(例えば、大腸炎、腸閉塞、感染性腸疾患など)は、発熱や倦怠感を引き起こすことがあります。

当院での検査

便が細い原因を正しく判断するためには、症状だけでなく検査での裏付けが欠かせません。
当院では負担の少ない検査や、苦痛の少ない大腸内視鏡検査まで行える体制を整えています。

便潜血・血液検査

便潜血検査では、肉眼では見えないごく少量の血が便に混じっていないかを確認します。この検査によってポリープや炎症、大腸がんの早期発見に繋がることもあります。
血液検査では、貧血の有無や炎症反応の程度などを調べ、体の中で何が起きているのかを総合的に確認します。
これらの検査だけで原因の特定や、大腸内視鏡の必要性を判断する材料にもなります。

大腸内視鏡

便潜血や症状から詳しい検査が必要と判断された場合は、大腸内視鏡検査を行います。
先端にカメラのついた細いスコープを肛門から挿入し、大腸の内側全体を直接観察できる検査です。
当院では、鎮静剤を用いて眠ったような状態で苦痛が少なく検査を受けていただけます。
検査中にポリープが見つかった場合は、その場で切除できるケースもあり、治療と診断を同時に進めることも可能です。
「痛そう」「苦しそう」といった不安を持つ方も少なくありませんが、事前に検査の流れや注意点を丁寧にご説明しますので、安心してお受けいただけます。

細い便の改善方法

ランニングする男女

食生活の改善

食物繊維を意識して摂ることで、腸の動きが整い、便の通過がスムーズになって形状も戻りやすくなります。
また一日に1.5~2L程度の水分補給も心がけましょう。
一方で、脂っこい料理や辛味の強い食事、過度のアルコールは腸を刺激して下痢を招き、細い便を助長することがあります。

ストレスの管理

ストレスは腸の動きを乱し、便が細くなる原因になります。
十分な睡眠時間の確保や就寝前に3〜5分の腹式呼吸や軽いストレッチを取り入れるだけでも、自律神経が整い腸の過敏さが落ち着きやすくなります。

定期的な運動

適度な運動は腸のぜん動を促し、便の形状を整えるうえでとても有効です。
ウォーキングやヨガなど軽い運動をするだけでも改善ができます。
強すぎる運動は一時的に下痢を招くことがあるため、無理のない範囲で続けてください。

病院での早期検査

便が細くなる背景に、腸の狭窄やポリープ、まれに大腸がんなどの病気が隠れていることがあります。
病院で検査をすることで早期改善にも繋がりますので、『いつもと違うな』と感じたら、お気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

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細い便が続く原因は、腸や肛門の病気が関係している場合があります。
「様子を見て大丈夫かな」と迷っている間に、原因が進行してしまうことも少なくありません。
1週間以上続く、血が混じる、体重の減少などこのような症状がある方は、できるだけ早めに検査を受けることが大切です。

東京下町おなか内視鏡クリニック葛飾金町院では、高度な診断技術と最新の内視鏡システムにより、精度の高い検査を実現しています。また、鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査で、96%の患者さまから『非常に良かった、家族や知人にも勧めたい』 との評価を頂いております。
細い便が続く等、健康面でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
早朝・土日の検査にも対応しており、お忙しい方でも受診していただけます。
ご予約は24時間WEB予約・LINE予約も承っております。

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