2026年1月26日

胃が痛い方が病院に行くべきタイミングとは

胃痛は生活していると良く感じる症状であるからこそ、すぐに病院へ行くべきなのか、様子を見るべきか判断が難しいことがあります。
ここでは、胃の痛みが出たときに、病院に行くべきタイミングと症状を放置するリスクについて解説します。
すぐに病院に行くべき胃痛の症状
胃痛は原因が軽いものから緊急性の高いものまで幅があり、自己判断で放置してしまうと「気づいたときには病気が進行してしまっていた」というケースもあります。
以下の症状に心当たりがある場合は、早めにご相談ください。
- ・吐血の症状がある
- ・便が黒い、血便の症状がみられる
- ・冷や汗や、立っていられないほどの痛みがある
- ・38℃以上の発熱や悪寒を伴う
- ・痛みが時間とともに強くなる、数時間たっても治まらない
- ・嘔吐が続く、吐き気が強く水分が取れない
冷や汗が出る、立っていられないほど強く痛むような症状は、急性胃炎だけでなく、虫垂炎など早めの対応が必要な病気が隠れていることもあります。
無理をして我慢すると、吐き気で水分が取れず脱水になったり、炎症が広がって腹膜炎や感染症につながったりする可能性があります。
また、胃の痛みと一緒に吐血がある場合は、胃や食道のどこかで出血が起きている可能性があります。
嘔吐や吐き気が続くのも、胃の強い炎症や潰瘍などが関係していることがあるため注意が必要です。
胃痛に加えて「吐血がある」「吐き気や嘔吐が止まらない」といった症状があるときは、できるだけ早くご相談ください。
胃の痛みを放置する危険性とは
胃の痛みは、食べ過ぎや疲れなどでも起こるため、放置してしまいやすい症状です。
しかし、胃がんや十二指腸、胃潰瘍などの胃の病気は、はじめは軽い痛みや違和感が症状として現れます。
よくある症状だからこそ、長引く場合や繰り返す場合は、放置せず原因を確認することが大切です。
特に胃がんは、早い段階で見つかれば治療の選択肢が広がり、経過も良好になりやすい病気である一方で、進行するほど治療が大変になることがあります。
十二指腸潰瘍や胃潰瘍といった消化性潰瘍も、我慢しているうちに出血を起こしたり、まれに穿孔(穴があく状態)につながったりすることがあり、急な強い腹痛や体調悪化の原因になることがあります。
「胃痛はよくあるから大丈夫」と、受診のタイミングを逃してしまうことで治療が遅れてしまわないように、少しでも違和感がある方はご相談ください。
胃痛の主な原因

食生活の乱れ
食べ過ぎ、夜遅い食事、脂っこい食事が続くと、胃は消化のために長時間働き続けることになり、負担が増えて痛みや胃もたれにつながりやすくなります。
アルコールは飲み過ぎると、胃酸から胃を守る粘膜の働きが弱くなったり、胃の粘膜の血流が悪くなったりして、腹痛や嘔吐、吐血などにつながることがあります。
重度のストレス
強いストレスや疲労が続くと、自律神経のバランスが乱れて胃の動きが低下したり、胃が刺激に過敏になったりして、痛み・胃もたれ・吐き気などが出やすくなることがあります。
このようなタイプの胃の不調は、検査で明らかな傷が見つからない機能性ディスペプシアの可能性があります。
機能性ディスペプシアについて⇒
ピロリ菌の影響
ピロリ菌は胃の中にすみついて慢性的な胃炎を起こし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因になることが知られています。
また、ピロリ菌は胃がんのリスクに関わる重要な要因とされ、放置せず除菌治療を行うことが大きな疾患の予防になります。
ピロリ菌について⇒
胃痛があるけどすぐに病院へ行けない方ができること
胃痛があっても、すぐに病院に行けないこともあります。
そうした場合は、まず無理をせず、症状を和らげるための対処法を試みることが大切です。
ここでは、病院に行けない時にできる対策を紹介します。
安静にして患部を温める
胃の痛みは、体を動かしたり、姿勢を変えたりすると悪化することがあります。
痛みを感じるときは、無理に動かず、安静にしていることが大切です。
また、胃の部分を温めることで血行が良くなり、痛みが和らぐことがあります。
ただし、熱すぎない温度であてるように注意してください。
楽な姿勢をとる
胃痛があるときは、無理に座ったり、歩いたりすることが痛みを増す原因になります。
楽な姿勢で横になり、できるだけリラックスした状態を保つことが大切です。
横になるときは、膝を少し曲げて、背中がまっすぐになるように心がけましょう。
右側を下にして横になることで、胃への圧力を軽減できることもあります。
痛みが少しでも和らぐ体勢を見つけて、無理なく休んでください。
食生活の調整
胃痛が続くときは、食事内容にも注意が必要です。
胃が刺激を受けやすい食べ物や飲み物は避け、胃に優しいものを選びましょう。
脂っこい料理や辛いもの、アルコールやカフェインは胃を刺激するため控えめにします。逆に、柔らかく消化の良い食事(おかゆやスープなど)を摂ると、胃への負担が少なくなります。
また、食事は少量ずつ、こまめに摂ることを心がけ、無理に食べ過ぎないようにしましょう。
当院で行う胃痛の原因を調べるための胃カメラ検査

胃カメラ検査では、胃がんの早期発見のほか、食道がん、十二指腸がん、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍などの様々な病気を診断することができます。
口や鼻から先端にCCD(電荷結合素子)カメラが搭載された内視鏡を挿入し、上部消化管(食道・胃・十二指腸)を直接観察できるため、X線検査に比べて微小な病変の発見に優れています。
検査では必要に応じて内視鏡先端部から出てくる鉗子(かんし)を操作し、病理診断用の組織を採取したり(生検)、ポリープなどを切除したりすることもあります。
また、出血部位を止血することもあります。
胃カメラ検査は辛くてこわい検査というイメージを持たれる方が多いのも事実ですが、現在は、医療技術や内視鏡機器が進歩し、苦痛を和らげる色々な選択肢があります。
当院では、苦痛なく安心して内視鏡検査を受けていただけるよう様々な工夫を施し、患者様一人ひとりにあった検査方法をご提案させていただきます。
当院の胃カメラ検査⇒
胃痛でお悩みの方は当院へご相談ください
胃痛は一時的な不調から深刻な病気の要因まで、様々な原因が考えられます。
もし、痛みが続く、強くなる、吐血や発熱など他の症状が伴う場合は、自己判断で放置せず診断を受けることが大切です。
放置すると、胃炎や潰瘍、さらには胃がんのような重篤な病気に進行する可能性があります。
東京下町おなか内視鏡クリニック葛飾金町院では、高度な診断技術と最新の内視鏡システムにより、精度の高い検査を実現しています。
また、鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査で、96%の患者さまから『非常に良かった、家族や知人にも勧めたい』 との評価を頂いております。
胃の不調を慢性的に感じている方や、内視鏡検査をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。
早朝土日の検査にも対応しており、お忙しい方でも受診していただけます。
ご予約は24時間WEB予約LINE予約も承っております。
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