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胃が痛い時におすすめの飲み物と胃痛が続く原因について

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2025年9月10日

胃が痛い時におすすめの飲み物と胃痛が続く原因について

お腹がキリキリと痛んで、何か飲みたいけれど何を選べばいいかわからない…。そんな経験、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。

急な胃の痛みに見舞われた時、実は飲み物の選択ひとつで楽になることもあれば、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。今回は、胃が痛む時に頼れる飲み物と、なぜ胃痛が起こるのかについて詳しくお話しします。

お腹を痛がる女性

胃痛の時に試してほしい5つの飲み物

◯白湯(さゆ)

お水を一度沸騰させて、40~50度程度に冷ました白湯。
温かい白湯が胃に入ると、冷えて動きが悪くなった胃の筋肉がほぐれ、血流が改善されます。
朝起きた時の一杯から始めて、胃の調子が悪い時には小さなカップで少しずつ飲んでみてください。

〇ノンカフェインのお茶

「お茶でリラックスしたいけれど、カフェインが心配…」そんな時に頼れるのがノンカフェインのお茶たちです。

麦茶、コーン茶、ルイボスティー、カモミールティー等種類は豊富です。
これらのお茶は、カフェインによる胃酸の過剰分泌を心配することなく、安心して飲めます。

〇低脂肪ホットミルク

牛乳に含まれるカゼインというタンパク質には特別な働きがあります。胃に入ったカゼインが胃粘膜の表面を薄く覆い、胃酸による直接的なダメージから粘膜を守る保護層を形成します。
ただし、通常の牛乳に含まれる脂質は消化に時間がかかり、胃に余計な負担をかけてしまいます。そのため、低脂肪タイプを選ぶことが重要です。

乳糖不耐症への配慮

日本人の多くが持つ乳糖不耐症の場合、牛乳を飲むと腹痛や下痢といった症状が現れやすくなります。そんな方には無乳糖ミルクや豆乳への切り替えがおすすめです。また、一度に大量(200mL以上)を飲むと消化時間が長くなってしまうため、100mL程度に分けてゆっくりと摂取しましょう。

〇電解質入り経口補水液

吐き気や下痢を伴う胃痛の場合、単純な水分補給だけでは体内の電解質バランスが崩れてしまいます。経口補水液には、汗や嘔吐で失われやすいナトリウムやカリウムが絶妙なバランスで配合されており、点滴治療が必要になる前の軽度脱水状態なら、口からの補給でも十分に対応可能です。

症状に合わせた飲み方について

■味が濃く感じる時

1対1の割合で常温の水と混ぜることで胃への刺激を和らげられます。

■嘔吐が続く時

15mLずつを5分間隔で口に含む「スプーン法」が効果的です

■発熱や大量発汗時

希釈せずにパッケージの指示量をそのまま摂取し、3時間以内に500mLを目安に補給してください

胃痛が続く場合に考えられる疾患は?

お腹を痛がる女性

胃の痛みにはさまざまな原因があり、それぞれ異なる特徴を持っています。ここでは、胃痛の背後に隠れている可能性のある代表的な病気について、わかりやすく解説していきます。

〇慢性胃炎

胃の粘膜で起こる長期間にわたる炎症が慢性胃炎です。主な引き金となるのは、ピロリ菌という細菌の感染、日常的なストレス、そして不規則な食生活や暴飲暴食といった生活習慣の乱れです。

症状は胃の痛みだけにとどまらず、なんとなく胃がすっきりしない不快感、気持ち悪さ、げっぷが頻繁に出る、お腹が張る膨満感、食べ物への興味が湧かない食欲不振など、多岐にわたって現れます。これらの症状が長く続くのが特徴的です。
萎縮性胃炎・慢性胃炎についてはこちら⇨

〇逆流性食道炎

年齢を重ねることで食道と胃の境目にある筋肉(下部食道括約筋)が緩んでしまったり、ストレスや食べ過ぎ・飲み過ぎ、刺激の強い食べ物の摂取によって胃酸の分泌が増えすぎたりすることで起こります。さらに、肥満や妊娠による腹圧の上昇も原因となることがあります。
胃の痛みに加えて、胸がムカムカする胸やけ、食後の重苦しい胃もたれ、げっぷ、酸っぱいものが込み上げてくる呑酸、のどがヒリヒリする感覚など、特徴的な症状が現れます。
逆流性食道炎(GERD)・非びらん性胃食道逆流症(NERD)についてはこちら⇨

〇胃・十二指腸潰瘍

胃や十二指腸の粘膜が部分的に剥がれ落ちたり、深くえぐれたりしてしまう病気です。ピロリ菌感染、精神的・肉体的ストレス、痛み止めなどの消炎鎮痛薬を長期間服用することによる副作用、暴飲暴食などが複合的に関わって発症します。
胃やみぞおち周辺の痛みが主な症状ですが、胸やけ、げっぷ、吐き気や実際に吐いてしまう嘔吐も伴います。
特に胃潰瘍の場合、お腹が空いている時に痛みが強くなる傾向があるのが特徴です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍についてはこちら⇨

〇胃がん

塩分を摂りすぎる食生活、野菜や果物の不足、喫煙習慣、過度の飲酒、慢性的なストレス、ピロリ菌への感染など、複数の要因が長年にわたって積み重なることで発症リスクが高まります。

胃がんの怖いところは、初期段階ではほとんど症状が現れないことです。病気が進行してようやく胃の痛み、吐き気、胸やけ、食欲がなくなる、血を吐く、黒い便が出るといった症状が出てきます。だからこそ、定期的な検査による早期発見が何より重要なのです。
胃がんについてはこちら⇨

〇機能性ディスペプシア

胃カメラなどの精密検査を行っても粘膜には明らかな異常が見つからないにもかかわらず、胃の痛みや不快感が続く病気です。
胃の痛み以外にも、食後の重苦しい胃もたれ、胃がムカムカする感じといった症状が長期間続くのが特徴です。
機能性ディスペプシアについてはこちら⇨

〇アニサキス

アニサキスという寄生虫の幼虫が付着した魚介類を、十分な加熱や冷凍処理を行わずに生で食べることで感染します。新鮮な魚だから安全というわけではなく、サバ、アジ、イカ、イクラなどに寄生していることがあります。

食事をしてから数時間後に、突然激しい上腹部の痛みに襲われるのが典型的な症状です。あまりの痛さに救急外来を受診される方も少なくありません。痛みに加えて、強い吐き気や嘔吐、発熱、皮膚にじんましんが現れることもあります。
アニサキスについてはこちら⇨

胃痛が続く場合は胃カメラ検査を受けましょう

胃カメラ検査イラスト

胃の痛みが続いている時、「これくらいの痛みなら大丈夫」と我慢してしまっていませんか?実は、胃痛の背後には思いもよらない病気が潜んでいることがあります。

消化器疾患の診断において最も信頼できる検査方法が胃カメラ検査です。直接胃の粘膜を観察できるため、レントゲンやバリウム検査では見つけることが困難な微細な病変も発見することができます。さらに、疑わしい部分があれば組織を採取して詳しく調べることで確実な診断につながり、多くの病気の原因となるピロリ菌感染の有無も同時に確認できます。
東京下町おなか内視鏡クリニック葛飾金町院では、高度な診断技術と最新の内視鏡システムにより、精度の高い検査を実現しています。また、鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査で、96%患者さまから『非常に良かった、家族や知人にも勧めたい』 との評価を頂いております。

◯診療予約・電話/Web予約の案内

当院では、症状に応じて内視鏡検査を実施しています。
患者さまの不安に寄り添い、原因をしっかりと調べたうえで、一人ひとりに合った治療や生活指導を行っています。
胃痛でお悩みの方、ぜひお気軽にご相談ください。
早朝・土日の検査にも対応しており、お忙しい方でも受診していただけます。
ご予約は24時間WEB予約・LINE予約も承っております。

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