肛門がズキズキする|原因と受診の目安について解説|苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラを葛飾区金町駅でお探しなら【東京下町おなか内視鏡クリニック 葛飾金町院】

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肛門がズキズキする|原因と受診の目安について解説

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2025年10月20日

肛門がズキズキする|原因と受診の目安について解説

肛門が痛くなる時に考えられる原因とは

おしりを押さえる様子

肛門周りの痛みは日常的に発生することがあり、放置していると悪化する場合もあります。
特に「ズキズキ」「ビリビリ」などの痛みは、何かしらの症状のサインです。
ここでは、肛門の痛みの原因として考えられる代表的な疾患を紹介します。

痔について詳しくはこちら⇒

いぼ痔

いぼ痔は最も一般的な痔の種類で、肛門の内部にできた血管の膨らみが原因で痛みが発生します。
特徴として、排便時の出血や排便後の痛み、肛門周りの「突っ張る」「痒い」といった不快感があります。

切れ痔

切れ痔は肛門の皮膚が裂けることで痛みが発生します。
また便秘や硬い便を排便する際に肛門が裂け、痛みのほかに出血を引き起こすこともあります。
放置すると裂けた部分が治癒せずに慢性化し、繰り返し痛みを感じる恐れがあります。
排便後に強い痛みを伴うことや、便に血が付く、肛門周辺の皮膚が切れるといった場合は一度ご相談ください。

痔瘻

痔瘻は肛門周辺に膿がたまり、膿が外に排出される経路ができる病気です。
膿瘍ができた後に、その膿が肛門周囲にトンネルを作り、痛みや不快感を引き起こします。
座るときに強い痛みがあったり、肛門周りにしこりや膿が漏れるなどの特徴があり、治療しないと再発を繰り返すことがある疾患です。

肛門周囲膿瘍

肛門周囲膿瘍は肛門の周りに膿が溜まり、感染を引き起こす病気です。
激しい痛みや腫れを伴い、膿瘍が膨れ上がることによる不快感が特徴です。
膿瘍が破裂すると膿が外に排出されますが、激しい痛みや放置すると再発や感染のリスクあるため早急に治療をする必要があります。

粉瘤

粉瘤は、皮膚の下にできる良性の腫瘍で、膿が詰まった袋のようなものです。
肛門周囲にもできることがあり、膿が詰まると痛みや炎症を引き起こすことがあります。一般的に痛みは軽いですが、炎症が進行すると強い痛みを伴うこともあります。
肛門周辺に小さなしこりができたり、膿を排出したりという特徴がございます。

自宅でできるケア方法

トイレットペーパー

肛門周辺の痛みや不快感があるとき、まずは自宅でできるケアを試してみることも大切です。
症状が改善しない、痛みが強くなるといった場合は、当院へご相談ください。

おしりの穴が痛い場合

おしりの穴の痛みは、さまざまな原因で発生することがあります。
原因によってケア方法が異なるため、まずは症状に合った対策を行いましょう。

温水での座浴

ぬるま湯に数分間浸かることで、肛門周囲の血行が良くなり、痛みや不快感を和らげることができます。

清潔を保つ

肛門周囲は清潔に保つことが最も重要です。
トイレットペーパーで強く擦らず、ぬるま湯で優しく洗うことで症状の悪化を防ぐことができます。
湿ったガーゼやウェットティッシュを使用するのも有効です。

痛みを和らげる市販薬

市販の痔用クリームや坐薬を使うことで、痛みを軽減することができます。
ただし、長期間使用し続けるのは避け、症状が改善しない場合は受診を検討してください。

いぼ痔や切れ痔の場合

いぼ痔や切れ痔の症状は、便秘や硬い便によって悪化することが多いです。
痛みを和らげ、悪化を防ぐためには、日常生活の改善が必要です。

便通を整える

食物繊維を豊富に含む食事(野菜や果物、全粒粉のパンなど)を摂取し、水分をしっかりと取ることで便通をスムーズに保ち、硬い便を防ぎます。
便秘を避けることで、いぼ痔や切れ痔の予防にもつながります。
便秘についてはこちら⇒

優しく拭く

排便後に肛門を強く擦ると切れ痔が悪化する可能性があります。
トイレットペーパーで強く擦らず、優しく拭くか、ぬるま湯で洗うようにしましょう。

温水座浴

温かいお湯に肛門を浸けることで、痛みを軽減し、血行を促進できます。
便秘を防ぐためにも毎日行うと効果的です。

痔瘻や肛門周囲膿瘍の場合

痔瘻や肛門周囲膿瘍は、進行すると痛みや膿が出ることがあります。
症状が悪化する前に、適切なケアを行うことが大切です。

温湿布による膿の排出

膿瘍が膨張して痛みが強い場合、温湿布を使用することで膿が排出されやすくなります。ただし、膿が破裂する前に当院への受診をお願いします。

無理に触らない

痔瘻や膿瘍が膨れ上がってきた場合、自己判断で潰すことは避けてください。感染が広がる可能性があるため、診察を受けて治療をしましょう。

抗生物質の使用

膿瘍の場合、感染が進行しないように抗生物質を処方されることがあります。
処方された薬は規定通りに服用し、自己判断で中断しないようにしてください。

痔の発症リスクが高い人の特徴

デスクワークをする男性

痔は誰でも発症する可能性がありますが、生活習慣や体質によって、発症リスクが高くなることがあります。

デスクワークや運転の多い仕事

仕事などで長時間座っていることが多い人は、肛門周囲の血流が滞り、いぼ痔や切れ痔が発症しやすくなります。
座りっぱなしの姿勢が圧力をかけ、血管が膨張しやすくなるためです。

ストレスによる暴飲暴食

ストレスによる暴飲暴食により下痢や便秘を引き起こして肛門に負担をかけてしまうことで痔の発症につながることがあります。
また、過度な飲酒も肛門周囲の血管を刺激し、痔の症状を悪化させる原因になるため注意が必要です。

喫煙

喫煙は血流を悪化させるため、痔のリスクを高めることがあります。
特に長期間の喫煙習慣がある人は、血管に負担をかけやすく、痔の発症につながることがあります。

妊娠出産による影響

妊娠中は、子宮が大きくなることで肛門周辺の血流が圧迫され、いぼ痔や切れ痔を引き起こしやすくなります。
また、出産時にいきむことで肛門に強い圧力がかかり、痔を悪化させてしまうことがあります。

ホルモンバランスの変化

妊娠や生理中のホルモンバランスの変化が、血管に影響を与え、肛門周囲の血流が悪くなることで痔を引き起こすことがあります。
特に妊娠後期は、血液の循環が滞りやすく、痔が発症しやすい時期です。

便秘や不規則な生活習慣

便が硬くなることで排便時に肛門に負担がかかり、切れ痔やいぼ痔が発症しやすくなります。
便秘の原因は不規則な食生活や生活習慣によるものが多いため、食物繊維と水分を十分に摂ることや、適度な運動を心がけましょう。

このような症状の方は今すぐ受診が必要です

診察

肛門周辺の痛みや不快感が続く場合、早急に検査を受けることが大切です。
放置しておくと、症状の悪化や、合併症を引き起こす恐れがあります。
適切な診断と治療を受けることで、症状の回復や、再発を防ぐことができます。

強い痛みで歩行が困難な方

強い痛みが続き歩行に支障が出るほどの場合は、何らかの深刻な疾患が隠れている可能性があります。
例えば、血栓性外痔核や肛門周囲膿瘍などにより、激しい痛みを引き起こすことがあります。
これらは時間が経つにつれて悪化することが多いため、痛みがひどくなる前にご相談ください。

発熱がある方

発熱を伴う場合、肛門周囲に炎症が広がっている可能性があります。
肛門周囲膿瘍や痔瘻などの感染症は、発熱を引き起こすことがあります。
発熱とともに痛みや腹部や、肛門周辺に腫れがある場合は、感染が進行している可能性があるため、早急に検査をしてください。

腫れやしこりが拡大出血の症状がある方

肛門周辺にしこりや腫れが見られる場合、血栓性外痔核や膿瘍などが進行している可能性があります。
出血が続いている場合や、しこりや腫れの広がりによる痛み、膿が出ている際は一度当院までご相談ください。

妊娠中や基礎疾患のある方

妊娠中や糖尿病、高血圧などの基礎疾患がある場合、肛門周囲の症状がより深刻化することがあります。
妊娠中はホルモンの変化により血流が悪化し、痔が悪化することが多いため、早期に対処することが大切です。
また、基礎疾患を持っていると、治癒力が低下し、感染症のリスクが高まるため当院では適切な治療を行わせていただいております。

ご予約お問い合わせはこちら

肛門のズキズキした痛みの原因は生活習慣であることがほとんどです。
痔は放置しておくことによって大腸がんや感染症などの大きな病気に繋がり、日常生活に大きな支障を与えることがあります。
少しでも違和感がございましたらお気軽にご相談ください。

東京下町おなか内視鏡クリニック葛飾金町院では、高度な診断技術と最新の内視鏡システムにより、精度の高い検査を実現しています。
また、鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査で、96%の患者さまから『非常に良かった、家族や知人にも勧めたい』 との評価を頂いております。
肛門の痛みでお悩みの方や内視鏡検査をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。
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